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https://github.com/akira-okumura/MasterThesisTemplate
修士論文 LaTeX テンプレート|名古屋大学宇宙地球環境研究所の理学系修士学生用
https://github.com/akira-okumura/MasterThesisTemplate
latex platex uplatex
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修士論文 LaTeX テンプレート|名古屋大学宇宙地球環境研究所の理学系修士学生用
- Host: GitHub
- URL: https://github.com/akira-okumura/MasterThesisTemplate
- Owner: akira-okumura
- Created: 2017-01-30T05:24:17.000Z (almost 8 years ago)
- Default Branch: master
- Last Pushed: 2024-09-24T09:41:02.000Z (3 months ago)
- Last Synced: 2024-11-24T18:06:13.431Z (29 days ago)
- Topics: latex, platex, uplatex
- Language: TeX
- Homepage:
- Size: 1.31 MB
- Stars: 116
- Watchers: 5
- Forks: 28
- Open Issues: 1
-
Metadata Files:
- Readme: README.md
- Funding: .github/FUNDING.yml
Awesome Lists containing this project
- latex-templates - akira-okumura/<br>MasterThesisTemplate - okumura/MasterThesisTemplate?style=flat-square)<br/>![28](https://img.shields.io/github/forks/akira-okumura/MasterThesisTemplate?style=flat-square)<br/>![2024-09-24](https://img.shields.io/github/last-commit/akira-okumura/MasterThesisTemplate?style=flat-square) | 修士論文 LaTeX テンプレート|名古屋大学宇宙地球環境研究所の理学系修士学生用 | (Popular & New LaTeX Templates / Thesis/Dissertation)
README
# 修士論文 LaTeX テンプレート
## このレポジトリについて
このレポジトリは、名古屋大学宇宙地球環境研究所の理学系修士学生が使用する __修士論文テンプレート__ です。あくまで作成例ですので、LaTeX を絶対に使う必要もありませんし、LaTeX を使うにしても、各自で好きな見た目を使うのも問題ありません。このテンプレートで得られる修士論文の出力例は、PDF で[ここ](https://github.com/akira-okumura/MasterThesisTemplate/releases/download/v2.4.0/main.pdf)から見ることができます。宇宙地球環境研究所の学生向けと言っても、表紙のテンプレートがそのようになっているだけですので、他大学の学生の参考にもなると思います。`thesis_cover.sty` をちょこちょこっと編集すれば、好きな大学院用に変更できます。
テンプレートとしての役割以外に、LaTeX を使う上での注意点や、日本語の書き方の注意点を含んでいます。より細かい注意点は、[修士論文や夏の学校の集録や学振申請書を書く皆さんへ (書き方、注意点、心得)](http://oxon.hatenablog.com/entry/20130615/1371228320)を併せて参照してください。またこのテンプレート中の LaTeX コードをよく読み、どのように LaTeX を使えば良いか、注意して学んでください。
## ライセンスについて
本文全体の著作権は放棄しません。ただし、LaTeX のコマンド等は著作性を有するような独自のものは含まれていないため、著作権を主張しません。例外として、どなたかから発展的な LaTeX の使い方を教えていただいたものについては、ネタ元のリンク先をソースファイル内に記載している場合がありますので、リンク先を参照してください。
## Mac への LaTeX の導入
もし Homebrew が入っていないようであれば、[Homebrew](https://brew.sh/index_ja.html) を入れてください。環境依存はちゃんと調べていませんが、Mac 上の TeX Live や MacTeX であれば動作するはずです。Mac OS は El Capitan 以降を仮定します。まず、Homebrew を使って MacTeX をインストールします。
```
$ brew install --cask mactex
```これで、MacTeX が入るはずです(2021 年 1 月現在、2020 年版が入ります)。MacTeX は A4 ではなく letter サイズが標準になっているので、これを A4 に変更します(OS を英語環境にしているときだけかもしれません)。
```
$ sudo tlmgr paper a4
```
次に出力される PDF にヒラギノフォントが埋め込まれるようにします。これをやらないと、作成した修士論文の見た目が、PDF を開く環境によって変わってしまいます(相手環境のフォントの有無で表示フォントが変わるため)。この作業は macOS のバージョンや MacTeX のバージョンに依存するため、https://doratex.hatenablog.jp/entry/20190502/1556775026 を参照して作業を進めてください。Linux への日本語 LaTeX 環境構築は、ここ何年も自分がやった経験がないので、適当に検索してください。RHEL 系列であれば、yum で導入できるはずです。
## レポジトリのクローンと PDF ファイルの出力
LaTeX 環境が整ったら、このレポジトリを自分の Mac にクローンします。好きな場所で作業して構いません。
```
$ git clone https://github.com/akira-okumura/MasterThesisTemplate
```
次に、`make` コマンドを実行して LaTeX をコンパイルし PDF を出力します。`main.pdf` というファイルができるはずですので、これを開いてください。
```
$ cd MasterThesisTemplate
$ make
$ open main.pdf
```
※ `open` コマンドは Mac 特有のものです。この`Makefile`の中では、LaTeX のコンパイルに`uplatex`を使用します。TeX Live や MacTeX などを導入すれば同梱されていると思います。
Mac の場合、[TeXShop](http://pages.uoregon.edu/koch/texshop/) を使うのを好む人もいるようなので、好みに応じて TeXShop でファイルを編集してください(TeXShop は Homebrew の MacTeX で一緒にインストールされます)。このテンプレートを使う場合は `platex` ではなく `uplatex` を使うように、TeXShop の環境設定を変更する必要があります。
また、`open main.pdf` というコマンドでは Preview や Acrobat Reader で PDF ファイルが開かれると思います。PDF の更新のたびに自動的に PDF を開き直したい場合は、[Skim](http://skim-app.sourceforge.net) を使うのが便利です。その場合は次のようにします。
```
$ open -a Skim main.pdf
```論文本体の`main.pdf`の他に、宇宙地球環境研究所の論文提出時に必要となる次の PDF も同時に生成されます。
- `ISEE_abstarct.pdf`:日本語の修士論文要旨(ここには、論文の題目や概要が自動的に LaTeX ファイルから流し込まれます)## Overleaf での使い方
[Overleaf](https://www.overleaf.com/) でこのテンプレートを使用する場合、次の手順を踏んでください。
1. [project](https://www.overleaf.com/project) から New Project > Blank Project を選択し、新しいプロジェクトを作成する。
1. 本レポジトリのファイルを全てアップロードし、Overleaf の自動作成した `main.tex` は置き換える。
1. Menu > Compiler で LaTeX を選択する。
1. 修論本体をコンパイする際は、Menu > Main document で `main.tex` を選択し、論文要旨をコンパイルするときは `ISEE_abstract.tex` を選択する。実際に Overleaf のプロジェクトにした例は[ここ](https://www.overleaf.com/read/hkpvdrmpdztq#673380)から見ることができます。