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https://github.com/itagagaki/imitation-of-the-image-factory

大村皓一先生が立ち上げた構想「イメージ・ファクトリー」の未熟な模倣
https://github.com/itagagaki/imitation-of-the-image-factory

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大村皓一先生が立ち上げた構想「イメージ・ファクトリー」の未熟な模倣

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README

        

3次元シーンにおける物体の幾何形状、光源、カメラのパラメーターを人間がテキストファイル(イメージ・スコア)に書き表し、
それをもとにコンピューターが映像を生成する。
(当時の)個人所有のマシンでは非力すぎるので、イメージ・スコアを映像にするシステム(イメージ・ファクトリー)を建造する。
……という大村皓一先生(日本におけるコンピューターグラフィックス草創期を代表するお一人)の構想に感化されて、ちょっと書いてみた小さなプログラムたちです。
いつ頃書いたかは覚えていないけど、1983年から1990年までの間のいつかです。
もう残っていないと思っていましたが、バックアップディスクの奥の奥から発掘されたので、とりあえずGitHubで保管しておくことにしました。

`Compiler`ディレクトリは、イメージ・スコアをコンパイルして何らかのバイナリーを出力するもの。
構文解析にyaccを使っていたと記憶していましたが、どうやら使っていなかったですね。
そうでした、このコンパイラーの構文解析は簡単な演算子順位法でした。
当時、簡易的なCコンパイラーも作っていて、それのパーサー生成にyaccを使っていた記憶とごっちゃになっていました。

そして`Renderer`ディレクトリは、そのバイナリーからイメージをレンダリングするもの。
レンダリングのアルゴリズムはシンプルなレイ・トレーシング法です。

なんかメモ書きもちらほらありますが、そのまま保管しておきます。
何か恥ずかしいこと書いて無ければいいのですが(笑)

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今日(2024年11月13日)これを発掘したことで、大村先生のお名前をGoogleで検索したところ、今年亡くなっていたことを知りました。
先生の大きな功績とお人柄に深く敬意を表しますとともに、謹んで哀悼の意を表します。

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