https://github.com/kibela/kibela-api-v1-document
How to use Kibela Web API
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gaphql-over-msgpack graphql-api kibela kibela-document kibela-web-api
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JSON representation
How to use Kibela Web API
- Host: GitHub
- URL: https://github.com/kibela/kibela-api-v1-document
- Owner: kibela
- Created: 2019-04-09T07:40:25.000Z (about 6 years ago)
- Default Branch: master
- Last Pushed: 2023-10-02T05:07:40.000Z (over 1 year ago)
- Last Synced: 2025-04-18T01:47:40.540Z (2 months ago)
- Topics: gaphql-over-msgpack, graphql-api, kibela, kibela-document, kibela-web-api
- Homepage: https://kibe.la
- Size: 117 KB
- Stars: 65
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- Forks: 5
- Open Issues: 2
-
Metadata Files:
- Readme: README.md
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README
# Kibela Web API
Kibela Web API は、Kibelaのデータにアクセスするツールを開発するためのWeb APIです。他サービスからKibelaへのインポートツールなどを想定しています。
## Table of Contents
- [Table of Contents](#table-of-contents)
- [概要](#概要)
- [アクセストークン](#アクセストークン)
- [エンドポイント](#エンドポイント)
- [リクエストヘッダ](#リクエストヘッダ)
- [JSON](#json)
- [MessagePack](#messagepack)
- [リクエストボディ](#リクエストボディ)
- [サンプルコード](#サンプルコード)
- [利用制限](#利用制限)
- [1秒あたりのリクエスト数](#1秒あたりのリクエスト数)
- [1リクエストごとに消費できるコスト](#1リクエストごとに消費できるコスト)
- [1時間ごとに消費できるコスト](#1時間ごとに消費できるコスト)
- [コストの計算方法](#コストの計算方法)
- [ロギング](#ロギング)
- [リファレンスマニュアル](#リファレンスマニュアル)
- [フィードバックとバグレポート](#フィードバックとバグレポート)
- [今後の展望](#今後の展望)## 概要
Kibela Web APIは[GraphQL](https://graphql.org/)として提供されています。また、GraphQLの拡張仕様である[Relay GraphQL Server Specification](https://relay.dev/docs/guides/graphql-server-specification/)にも準拠しています。
## アクセストークン
「設定」→「個人用アクセストークン」からアクセストークンを生成してください。ゲスト以外のメンバーは誰でもアクセストークンを生成・使用できます。
https://my.kibe.la/settings/access_tokens
それぞれのアクセストークンには説明を書けます。関連するURL、たとえば該当アクセストークンを利用するツールのリポジトリURLなどをマークダウンで受け付けるようになっています。
アクセストークンは無期限で有効です。不要なアクセストークンは明示的に無効化 (revoke) してください。なお、ユーザーがチームから削除されたときはそのユーザーが作成したアクセストークンはすべて無効化されます。
## エンドポイント
`https://${TEAM_NAME}.kibe.la/api/v1`
`${TEAM_NAME}` はお使いのチーム名にしてください。
このエンドポイントはPOSTリクエストのみ受け付けます。
## リクエストヘッダ
次のヘッダを指定してください。 `${ACCESS_TOKEN}` はアクセストークンに置き換えてください。
* `Authorization: Bearer ${ACCESS_TOKEN}`
* `Content-Type: application/json` or `Content-Type: application/x-msgpack`
* `Accept: application/json` or `Accept: application/x-msgpack, application/json`また、`User-Agent` ヘッダは指定することを奨励します。 `User-Agent` はアクセストークンごとの使用履歴(ログ)にも記録されます。
### JSON
リクエストやレスポンスでJSONフォーマットを利用する場合は、リクエストヘッダに `Content-Type: application/json` や `Accept: application/json` を指定してください。
* `Content-Type: application/json`
* `Accept: application/json`### MessagePack
リクエストとレスポンスはそれぞれ[MessagePack](https://msgpack.org/)フォーマットも利用できます。
リクエストをMessagePackにする場合は`Content-Type: application/x-msgpack`を、レスポンスをMessagePackにする場合は`Accept: application/x-msgpack, application/json`をそれぞれ指定してください。
* `Content-Type: application/x-msgpack`
* `Accept: application/x-msgpack, application/json`現在のところ、エラーレスポンスはJSONを返すことがあります。必ずレスポンスヘッダの`Content-Type`をみてデコードしてください。
MessagePackはバイナリの転送においてオーバーヘッドがなく、また多くのMessagePack処理系においてレスポンスボディのストリーミングデコードが可能であるためJSONよりも遥かに高速にリクエスト・レスポンス処理を行えます。Kibela Web APIを利用するツールは、特に運用フェーズではなるべくMessagePackを使うことを奨励します。
なお、MessagePackを利用する場合、Kibela GraphQL schemaにおける `DateTime` 型はMessagePackのtimestamp typeにマップされます。timestamp typeの詳細についてはお使いのMessagePackシリアライザのドキュメントを参照ください。
## リクエストボディ
リクエストボディには`query`と`variables`を与えてください。`query`パラメータはGraphQL query文字列です。 `variables`はクエリに定義した変数をオブジェクトで与えてください。
これらのクエリパラメータはGraphQLの仕様に従っています。したがって、任意のGraphQL clientを利用できるはずです。
## サンプルコード
シンプルなサンプルスクリプトは次のリポジトリにあります。
* TypeScript: https://github.com/kibela/hello-kibela.ts
またcurlを用いたシンプルな例を次に示します。
お使いのKibelaのサブドメイン名と個人用アクセストークンをセットした上で実行できます。```bash
export SUBDOMAIN='YOUR-SUBDOMAIN'
export SECRET='secret/XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX'curl "https://${SUBDOMAIN}.kibe.la/api/v1" \
-H "Authorization: Bearer ${SECRET}" \
-X POST \
-d '{"query": "query { currentUser { realName } }", "variables": {}}' \
-H 'Accept: application/json' \
-H 'Content-Type: application/json' \
-H 'User-Agent: KibelaAPITestFromCurl'
```## 利用制限
Kibela Web APIは過剰な負荷を避けるためにいくつかの利用制限を掛けています。
※ 個々の具体的な制限については現在調整中です。制限は予告なく変更することがあります。
### 1秒あたりのリクエスト数
まず、1秒あたりのリクエスト数です。これは、**1秒につき最大10リクエスト**を超えてはいけません。リクエストを連投するときは最低でも100msあけるようにしてください。この制限をこえるとHTTP status code 429 Too Many Request を返します。
### 1リクエストごとに消費できるコスト
1リクエストごとに最大コストが定められており、これを超えるとレスポンスボディの `errors.extensions.code=REQUEST_LIMIT_EXCEEDED` を返します。HTTP status codeは200です。
エラーレスポンス(抜粋)
```json
{
"errors": [
{
"extensions": {
"code": "REQUEST_LIMIT_EXCEEDED",
}
}
]
}
```このエラーは再送しても必ず同じエラーを返すので、クエリを組み直してください。
現在、リクエストごとの最大コストは _10,000_ です。この値は予告なく変える可能性があります。
### 1時間ごとに消費できるコスト
また、1時間ごとに消費できるコストの予算 (budget) がアクセストークンとチームごとに定められており、これを超えると次のエラーになります。
* アクセストークンのバジェット超過: `TOKEN_BUDGET_EXHAUSTED`
* チームのバジェット超過: `TEAM_BUDGET_EXHAUSTED`エラーレスポンス(抜粋)
```json
{
"errors": [
{
"extensions": {
"code": "TOKEN_BUDGET_EXHAUSTED",
"waitMilliseconds": 1000,
}
}
]
}
```このとき、同じクエリをリクエストするのであれば `waitMilliseconds` だけ待てば再度可能になります。
なお、予算は1msに1回復します。
現在、アクセストークンの1時間ごとの予算は _300,000_ です。また、チームの1時間ごとの予算は _3,000,000_ です。この値は予告なく変える可能性があります。
### コストの計算方法
コストは基本的にGraphQLのフィールド1つにつき1 costです。ただし、1リクエストごとに基本コストが設定されており、かならず基本コスト分消費します。
また、connectionフィールドはかならず `first` または `last` パラメータで取得数を明示する必要があり、その「取得数 × childre node」がconnection全体のコストになります。
計算されたコストは `Query.budget.cost` クエリでみることができます。
なお、一部のフィールドはコストが通常よりも高いことがあります。たとえば、全文検索やmarkdownのレンダリング( `contentHtml` など)はコストを高めに設定しています。
消費コストについてはバランスを調整中です。調整が終わったら詳細を公開します。
## ロギング
`query`パラメータの値はログに保存される対象です。このログはチームの管理者にも解放される予定です。秘匿値は`query`パラメータに書かず、`variables`パラメータとして与えてください。
## リファレンスマニュアル
リファレンスマニュアルは現在、「設定」→「個人用アクセストークン」→「Web API console」 (GraphiQL) の "Documentation Explorer" から利用できます。
https://my.kibe.la/api/console
## フィードバックとバグレポート
このドキュメントのissuesでフィードバックとバグレポートを受け付けています。起票は日本語ないし英語でお願いいたします。
https://github.com/kibela/kibela-api-v1-document/issues
## 今後の展望
将来的に次のような拡張を予定しています。
* OAuth 2.0 への対応
* Access Token自体の情報をreadonlyでチーム全体に公開するか検討中
* Web API利用制限・予算管理の調整