Ecosyste.ms: Awesome
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https://github.com/manabuyasuda/feedback-guidelines
「好ましいこと」も「問題と感じたこと」も、「日常的」に「賢く」伝え合うための指針です。
https://github.com/manabuyasuda/feedback-guidelines
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JSON representation
「好ましいこと」も「問題と感じたこと」も、「日常的」に「賢く」伝え合うための指針です。
- Host: GitHub
- URL: https://github.com/manabuyasuda/feedback-guidelines
- Owner: manabuyasuda
- Created: 2021-02-09T08:35:41.000Z (almost 4 years ago)
- Default Branch: main
- Last Pushed: 2021-02-09T08:38:45.000Z (almost 4 years ago)
- Last Synced: 2024-10-10T23:10:52.528Z (about 1 month ago)
- Homepage:
- Size: 2.93 KB
- Stars: 3
- Watchers: 2
- Forks: 0
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-
Metadata Files:
- Readme: README.md
Awesome Lists containing this project
README
# フィードバックのガイドライン
## フィードバックの目的
- お互いが成長を促しあえる職場になること
- 協調性とスピード感のある職場になること## フィードバックの考え方
- 伝える技術(このガイドライン)と受け入れる技術(コーチャブル、帰属のシグナル)を身につけて、正しく実行する
- 小さくても良いところを日常的に認め合いながら、よくないところもしっかりと伝える(肯定5、修正1を目安に)
- 「相手を思って指摘できる人」になる
- (相手や自分が)傷つくことよりも、その人やチームにとって役に立つかを優先する
- 立場や経験、年齢や性格に関係なく、仕事として当たり前に実行する## 相手の行動を好ましいと感じたら:肯定的フィードバック
- タイミング:その場で、早めに
- 場所:どこでも、みんなの前でも
- 内容:どんな行動が、わたしやチームにとって、どのようによかったのか
- 態度:明るく、友好的に## 肯定的フィードバックを受けたら
- 態度:謙遜せず素直に受け取る
- 反応:感謝を伝える、理解に齟齬がないかを確認する、(できれば)相手にも肯定的フィードバックを返す
- 対応:行動を継続する## 相手の行動に問題を感じたら:修正的フィードバック
- タイミング:考えを整理してから、自分の感情が落ち着いてから、
- 場所:1対1、口頭で、フィードバックの場を設定して
- 内容:
- 相手の行動に対する感謝を伝える
- ネガティヴではあるが攻撃の意図はないこと、仕事として伝えていること、提案であり強制ではないことを伝える
- 相手やチームにとっての目的を確認する(どんな状態や状況を目指しての行動だったのか)
- その目的が達成できていないと私が感じたこと、問題のあった行動と原因を伝える
- 行動の改善提案、相手やチームに何が起きるかを伝える
- 態度:冷静に、穏やかに、叱責しない、敬意をもって## 修正的フィードバックを受けたら
- 態度:躊躇しながらも伝えてくれたことに感謝する、自己防衛的にならない、ポジティブに成長機会として受け入れる(受容)、真摯に耳を傾ける(傾聴)
- 反応:感謝を伝える、理解に齟齬がないかを確認する、具体的な行動に落とし込む
- 対応:行動を変えるかどうかを自分で決める、行動を変えたらフィードバックをくれた相手にあらためて感謝を伝える・チームに共有する## フィードバックが欲しいと感じたら(フィードフォワード)
- (こうなりたいから)フィードバックが欲しいと声をかける
- フィードバックをしたときに、わたしにもフィードバックをしてほしいと伝える
- ミーティング(プレゼン、ふりかえり、1on1など)に、アジェンダとして組み込む
- 360°評価を利用する## すりあわせのコツ
- ゴール達成時の状態(どうなればいいのか)からすりあわせる
- 自分の気持ちや意見を正直に伝える
- 枕詞で緩和する
- 「ちょっと言いにくいけど」「これは私の考えだけど」「考え違いかもしれませんが」
- 事実と解釈を区別する
- 観測可能な行動や数字
- 事実に対して感じたこと・考えたこと
- 「なぜこうなったのか?」ではなく、「何が原因なのか?」「どうしたら解決できそうか?」で考える
- 「なぜ」は攻撃的に感じやすい
- 「なに」は課題を客観的にとらえやすい
- 「たとえば」で具体的にする
- 「他には」で具体例を集める
- 「だとすると」で整合性を確認する
- 「つまり」で具体例を抽象化する## 参考情報
- [NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX (日本経済新聞出版) | リード・ヘイスティングス, エリン・メイヤー, 土方奈美 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon](https://www.amazon.co.jp/dp/B08LDBNG74/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1)
- [【コンカーアカデミー】代表取締役社長の三村による「フィードバック研修」開催のお知らせ - SAP Concur](https://www.concur.co.jp/newsroom/article/hr-concur-academy-4)
- [「する側もされる側も気が重い」。フィードバックの生産性を上げる秘訣を、米人気企業CEOに聞いた | サイボウズ式](https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m005407.html)
- [フィードバックを与える/受ける 単元 | Salesforce Trailhead](https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/modules/manage_the_sfdc_way_motivate_and_champion/motivate_and_champion_giving_feedback)