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https://github.com/masutaka/chalow

CHAngeLog On the Web
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CHAngeLog On the Web

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README

        

chalow - CHAngeLog On the Web - convert ChangeLog to HTML files

ChangeLog を HTML に変換するツール

README

$Id: README,v 1.1 2007-10-19 22:07:48+09 tatsuoyamashita Exp tatsuoyamashita $

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インストール
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chalow自体のインストールは不要ですが、以下のPerlモジュールが必要です。
CPANから入手してインストールしておいてください。

- HTML::Template

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まずは、やってみよう!
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このファイルのあるディレクトリで、以下のコマンドを実行してみて下さい。

| % ./chalow -o sample ChangeLog

これにより、./ChangeLog という ChangeLog 形式の日記ファイルが、
sample ディレクトリ以下の複数の HTML ファイルに変換されました。

| % ls sample/*.html
| sample/2001-12.html ... sample/index.html

sample/index.html を Web ブラウザで見てみましょう。

また、以下のコマンドを実行すると、CSS を使った Web 日記になります。

| ./chalow -o sample -c cl.conf ChangeLog

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概要
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ChangeLog の記述内容から、「インデックスページ」「月ページ」
「日ページ」を作成し、「出力先ディレクトリ」に出力する。

インデックスページ (index.html) とは、日記タイトル、各月ページへのリン
ク、最近数日分の記述が含まれるページ。

月ページ (例: 2001-11.html) とは、ファイル名は、"年-月.html" というフォー
マット。その月の全記述が含まれるぺージ。

日ページとは、"年-月-日.html" というファイル名で出力される、一日ごとの
内容のページ。オプションで日ページを出力するように選択できる。

出力先ディレクトリとは、ChangeLog から変換された HTML ファイルが出力さ
れる先。デフォルトでは現在のディレクトリ。

ChangeLog は UTF-8 を想定。

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使い方
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usage: chalow [options] [file]...
-n, --top-n=NUM write NUM days to "index.html"
-o, --output-dir=DIR directory to output
-c, --configure-file=FILE configure file (default "cl.conf")
-s, --stop-date date to stop processing
-u, --update-by-size overwrite only if sizes are different
-C, --css=FILE css file
-q, --quiet quiet mode

-n で、「インデックスページ」に最近の何日分を載せるか指定できる。
-o で、「出力先ディレクトリ」を指定する。存在しないディレクトリを指定
してはいけない。
-c で、「ユーザ設定ファイル」を指定する。指定しないとデフォルトの設定。
-s で、処理停止日付 ($stop_date) を指定する。この日付まで処理する。
未指定なら最後まで処理する。 (例: --stop-date "2002-01-01")
-C で、chalow: CSS ファイルをコマンドラインから指定できる。
-u を指定すると、出力先ファイルとサイズが異なる場合のみ上書き出力する。
-q を指定すると、変換作業進捗情報を標準出力に出力しなくなる。

実行例:

- カレントディレクトリに HTML ファイルを出力する
% ./chalow ChangeLog

- インデックスページに最近 2 日分だけ出力する
% ./chalow -n 2 -o sample sample/ChangeLog

- ユーザ設定ファイルを使う
% ./chalow -c cl.conf -o ~/www/tools/chalow/cl ChangeLog

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ユーザ設定ファイル
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ユーザ設定ファイル ("-c" で指定する) では以下の項目などを指定できる。
詳細は、添付されている cl.conf (サンプル) を参照されたい。

- 日記の名前、URL
- インデックスページ (index.html) で最近何日分を表示するか
- インデックスページのテンプレート (※5)
- 月ページのテンプレート (※5)
- 自動文字列置換 (※6)
- CSS ファイル
- 月ページに表示する日付の順番 (降順 or 昇順) の調整
- タブによるインデントをなくすか
- アイテムヘッダーのフォーマットをどうするか
- 表示するとき引用記号 ('>' or '|') を消すか
- item header に h3 タグを足すか (※7)
- item header の先頭の "*" にアンカーをつけるか
- 日ページ (2003-10-01.html 等) を出力するか
- RSS ファイルを出力するか
- ...

※5 インデックスページと月ページの HTML テンプレートは
$index_page_template, $month_page_template
で設定する。詳しくは cl.conf のコメントを参照されたい。

※6 「自動文字列置換」は、ChangeLog 中の文字列を任意の文字列に変換して
いときに用いる。要するに perl のプログラムを書いておくと HTML への変換
のときに適用してくれるというわけ。

例: "NAISTO" を "NAISTO" に、
"google" を "google"
に変換する。
$auto_replace = '
s!(NAISTO)!$1!g;
s!(\sgoogle\s)!$1!g;
';

※7 tDiary のテーマ (CSS ファイル) をそのまま使うために必要。
tDiary のテーマを使うには以下のような設定を行うと良い。
- $item_header_style = 1 or 2 (イメージアンカーを使うとき)
- $use_h3_for_item_header = 1
- $css_file = "tDiaryのテーマのCSSファイル.css"
- $item_template で h3 で header を囲む。

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ChangeLog の特殊な記法
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一部 Hiki の記法と共通にしています。

- 秘密の項目: ChangeLog には記したいが、Web 日記として公開するときには
削りたい項目は、以下のように「項目の見出し」の先頭に "p:" を付ける。
(p は private の意味)

* p:秘密メモ: YTがまたやらかした。しょうもないやつだ。

- 日付で参照リンク: "[YYYY-MM-DD]" という文字列は、自動的に過去の項目
への参照リンクへ変換される。"[YYYY-MM-DD-I]" という風にアイテム
No. も指定できる。

先日[2001-12-01]、どこかへ行った。

先日[2001-12-01]
どこかへ行った。

- 任意の URL へのリンク

「単語|URL」を 2 つの半角カギカッコで囲むとを任意の URL へのリンク
になります。例:
[[Yahoo!|http://www.yahoo.co.jp/]]

このとき URL の末尾が jpg,jpeg,png,gif だと IMG タグに展開されます。
(指定した単語がALTに設定される)。例:
[[図|image/gazou.png]]

「単語」の末尾が jpg,jpeg,png,gif だとクリック可能な IMG タグに展
開されます。IMG が URL へのリンクになります。例:
[[image/gazou.png|http://nais.to/~yto/]]

また、URL っぽいものがあると勝手にリンクがはられます。例:
http://www.yahoo.co.jp/

長い URL は、バックスラッシュ('\')で途中改行することができる。下記の
例のように変換される。

http://example.com/123456789012345678901234567890\
123456789012345678901234567890.html

" が来る行は引用とみなし、
blockquote で囲まれる。

> 引用
> 引用
> 引用
> これは引用ではない

| 引用
| 引用
| これは引用ではない

または、">>" と "<<" で囲まれた領域が blockquote で囲まれる。

>>
引用
引用
引用
<<

- マークアップの記法

「#」2個ではさんだ部分は

で、「#」3個ではさんだ部分は

でマー
クアップされます。例:

##ABC## ###ABC###

- 文字修飾の記法

「'」2個ではさんだ部分は強調されます。「'」3個ではさんだ部分はさら
に強調されます。「=」2個ではさんだ部分は取消線になります。例:

==ABC== ''ABC'' '''ABC'''

- 水平線の記法

マイナス記号「-」を行の先頭のタブの後から 4 つ書くと水平線になりま
す。例:
あはは
----
いひひ

- 表(table)の記法

以下のように記述します。
||項目1-1||項目1-2||項目1-3
||項目2-1||項目2-2||項目2-3

- 「続きを読む」の表記

'====' と記述すると「Read More...」というリンクができ item page へ
ジャンプします。
item page を出すようにしたとき($page_mode=2)のみ機能します。

- プラグイン機能

「{{」と「}}」で囲むとプラグイン (関数) を呼び出すことができ
ます。

例: {{google_seach('海老名 映画館')}}

プラグインは cl.conf に足して置けば使えます。

- カテゴリ機能

item header でカテゴリを指定すると、カテゴリ別ページに出力されます。
カテゴリの指定の仕方:
* タイトル [カテゴリ名][カテゴリ名][カテゴリ名]...: ...

例:
* ウヒョの購入方法 [KnowHow]: まずはコンビニへ行って...
* うまい![酒][コンビニ]: 昨日、コンビニで見つけた...

カテゴリを指定すると、自動的にそのカテゴリのページが生成されます。
カテゴリページのファイル名は「cat_[カテゴリ名].html」のようになります。

- 日々のメッセージ埋め込み

日付エントリの上と下にその日のメッセージを表示することができます。
以下のような item を書きます。
item の中の HTML タグはエスケープされません。

* message-top:



美食家の末は乞食 --- ベンジャミン・フランクリン



* message-bottom:
♪ Jeith Jarrett / La Scala

- 追記機能

'追記(YYYY-MM-DD):' というフォーマットを付けて追記すると、サイドメ
ニューの「最近追記された記事」に表示されます。

- エスケープ
以下の記法でHTMLを直書きすることができます。
[literal]...[/literal], [sic]...[/sic], [esc]...[/esc]

- ソース
ソースの表示は [src]...[/src] を使います。
内部ではエンティティ置換とpre囲みを行います。

- ChangeLogの末尾
行頭が「__DATA__」で始まる行があると、それ以降の記述は無視されます。
タブが入っていれば大丈夫です。

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注意
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ChengaLog ファイルの日付行は、以下のフォーマットでなければならない。

2001-11-21 YAMASHITA Tatsuo
or
2001-11-21 (Wed) YAMASHITA Tatsuo

曜日入り日付フォーマットについては、

を参照されたい。

以下のフォーマットはサポートしていない。

Sat Mar 14 08:48:56 1998 YAMASHITA Tatsuo

しかし、パッケージに含まれている clweek.pl で日付フォーマッ
トの変換ができる。
使い方:
% ./clweek.pl ChangeLog > ChangeLog-new